そっと春樹の体があたしから離れていく。
美桜 ………拓海に会いにいったの…。でも、会えなかった…
春樹 ………………
美桜 拓海に抱きしめてもらいたかった…!
だめ…
溢れ出す気持ち。
美桜 お願い…。そばにいて……。もう一人も待つのも嫌…!!
涙が…
止まらないの
美桜 本当に辛いとき…、抱きしめてほしいとき………どうしてあたしは一人なの?
辛い
怖い
美桜 …………消えたい
生きていくのが怖い
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