ぴんぽーん



美桜 ――…はーい







春樹 よっ、あ…わり……。寝てた?


美桜 ……ううん、これからお風呂



春樹 ……………大丈夫か







美桜 何がよ、皆そういうんだから



春樹 当たり前だろ。心配してんだ。……………ほら



またコンビニの袋





美桜 ――…いーよ





春樹 おにぎりと、から揚げ。ちゃんと食って寝な















美桜 ………ありがと















過呼吸をおこしてからというもの、春樹は毎日何か差し入れを持ってくるようになった。


あたしはまた心配掛けてるんだ












頑張って口に運んだおにぎり一つでお腹が満たされる。