拓海 美桜…?俺帰るからな


美桜 ―…ん




拓海 おやすみ





本当は起きていた。
でも…、話せる状態じゃなかった。




それからも忘れようとした。
拓海にこれ以上気を使わせたくないから。

だからいつも通りに…
笑っているように…








孝介 美桜ちゃん、最近毎日シフトいれてるみたいだけど…学校も行ってるんでしょ?疲れない?



美桜 全然平気です。あたしこの仕事好きですし



孝介 そっか!俺も♪




平気じゃなかった。