拓海 俺は美桜に歌う 美桜 ぇ―… 拓海 お前に向けて歌うから 美桜 ――…拓海… そして会場も盛りあがりを見せた 美桜の顔は真っ赤だ。 拓海 それともうひとつ―… 歌い終えた俺は京平に目で合図を送った。 初めは戸惑っていたものの、覚悟を決めたらしい。