美桜 ――…うん



拓海 本当に…ごめん。許してほしい。













美桜 …実はね、あたしそんなに怒ってないの。














拓海 え―…?
















美桜 話聞いちゃった時は…、少しへこんだんだ。――…でも、悪気がなかったこと…わかってるから。














拓海 じゃ、じゃあ何で口聞いてくれなかったの―…?電話も!



美桜 拓海、文化祭の練習忙しいでしょ?

だからあたしをわざわざ迎えに来てほしくなくって。

あたしもバイトで疲れてたし…、あと、――…ちょっと意地悪したくなった