テツが顔を上げると、
「ふふふっ…哲がそんな風だと、ゾクゾクするわ」
いやらしい笑みを浮かべているマリコ。
サディストだ…!!
「あんたがそこまで神経擦り減ったの、初めてじゃない?」
組んでいた足を組み替えるマリコを眺め、テツはまた机に突っ伏した。
「るせー…って…マジ、テツ疲れた…」
「ふふふ…哲ってば、そんなになってまで……男なんて、受け入れてコマにすればいいのよ」
…こえぇこと言ってんぞ。
マリコ、こういうこと真剣に言うから、マジ恐ろしいのな…(汗)
「テツはマリコじゃねぇ……あー…だりぃ…」
「あら、与えられた武器を使うのは当たり前じゃない?哲だってそうよ。やれば、出来る子でしょう?ふふふ…」