「俺って、意外とSだったみたいだな。森が相手だと、体ごと陥落してやりたくなる」


「だから、ちょっと待ってってばっ……!」


「抵抗されると余計に燃えるんだって。お前のガードなんて、俺がすぐに壊してやるよ」


近付いて来る村上君の胸を押し退けようと出した両手は彼の手にひと纏めにされてしまい、次の瞬間には唇を塞がれていた。


そのままねじ込まれた舌が、私の口腔で身勝手に動き出す。


抵抗する間も与えて貰えない私は、村上君にされるがままだった。