だって寒さを感じないもん。



季節は冬。



いつもは寒い。って思いながら歩くのに今は違う。



何も感じない。





歩いていると空き缶が落ちていた。



あたしはそれを思い切って蹴った。



空き缶は飛んで,落ちた。



ちょうどその時に,小さな女の子が歩いて来て,空き缶を踏んだ。



女の子はバナナの皮を踏んだようにすべり,こけた。