角で膝を打ち、


激痛が走る。




「だいじょーぶ?」



振り返ると、

さっきと同様。


佐々木玲奈達が立っていた。




膝にはすり傷だけで、

たいした怪我はしてない。




「・・・うん」




あたしは俯いて頷いた。