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そんな一端があったからと言って仲良くなれたか。と言えばそうではない。
そもそもあの日の出来事がイレギュラーだったのだ。
「先輩、今日も不機嫌そうな顔ですね。その顔で殺人犯せそうですよ。そうなるまえに警察呼びましょうか?牢獄で朽ちてください」
「……」
イレギュラーの反動は大きく会う度にこのような始末。
そこまで私が気に入らないか。と苛立ちながら反論する気も起きやしない。
そんなときはこう一言。
「死ね」
と言って立ち去るのが最近になっていた。
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