入学式から3日たったある日


俺は秘密の場所にいた。


そう、彼女に出会ったあの場所。


俺が入学してから気に入ったこの場所。


俺は空を見てた。


あの日もここに来てなかったら
きっと違う人生だっただろう。


小さい彼女と名前を言える日は
なかったかもしれない。



いつもみたいに空を見てたら


声が聞こえたんだ。