そして俺は蘭をさがしまわった。




蘭は屋上で寝ていた…。



なんだよこいつ
心配させといて寝てんじゃねぇよばか。




あっ…。



蘭の目から涙がこぼれ出た…。



こいつ泣いてた…のか。




ごめんな…。



「龍二…」


蘭が俺の名前を呼ぶ寝言って
わかってたけど蘭の名前を呼んでみた