「うわー。榊原先輩、若〜。」
本当だ。
今も可愛い所はあるけど、カッコいい所が引き立っちゃってるから
この幼い榊原先輩は、レアだ。
「何それ?俺がもう年だって言いたいのか?」
笑う部員。
その光景を見て本当に慕われてるな。と思った
数枚をペラペラとめくっていくと
あっ。
とビックリする写真があった。
「これって、拓也と結の写真じゃん。」
それはビックリするほど、普段は笑わない拓也が笑っている写真だった
写真の中の私も、とても笑ってた。
何時の物だろうか…?
そんな考える思考を消し去るように、冒頭の言葉か発せられた。