「なつみーー!!」

ダメっ!何処を探しても夏美は見つからない!


「千夏ーー♪昨日の…」

「ごめん!それどころじゃない!!」
勢いでそう言ってしまった。
でも、ほんとにアンタと話してる暇なんてない!



「…なによ千夏ったら!!」
千夏にも聞こえていたが、夏美の事が心配過ぎて頭に入らなかった。