「でも、あの時真琴に冷たくしたのは、真琴に心配かけたくなかったからだろ?真琴に迷惑かけたくなかったからだろ?冬実自身も、辛かったからだろ?」
紀龍は、優しい言葉をかける。
また、涙が溢れる。
「頑張ったな。冬実は頑張ったよ?」
そう言って、紀龍は私を包み込んでくれた。
紀龍は、すごくいい人だな。
紀龍と親友でいれて、幸せだな。
燐と紀龍が付き合った時は本当、嬉しかったな。
「なぁ、冬実。辛いなら、苦しいなら、切ないなら、無理しなくていい。やめたいなら、やめていい。忘れるなら、忘れれば良い。思い続けたいなら、思い続ければ良い。冬実がどんな決断をしたって、俺と、燐は見守るよ?手伝うよ?だから、無理するな。」
紀龍の一つ一つの言葉は、胸に、激しく響いた。
「…うん。うん。すごく、苦しいけど、私、それでもきっと、真琴を思い続ける。そう思う。」
「じゃぁ、がんばれ。何かあったら何でも言っちゃえ!な?」
紀龍、ありがとう。
「うん。…あのね紀龍。私、こんな気持ち初めてなんだ。切ないのも、感じた事はあるけど、また違う切なさ。苦しいのも、感じた事はあるけど、また違う苦しさ。辛いのも、感じた事はあるけど、また違う辛さ。
全部、全部、初めてなんだぁ…。」
言ってるうちに、また涙が止まらなくなる。
「…泣き虫になりやがって!」
そう言って、紀龍は私の頭をグリグリする。
「私の存在忘れちゃってな~い?」
そういって、カーテンを開けて出てきたのは、燐。
紀龍は、優しい言葉をかける。
また、涙が溢れる。
「頑張ったな。冬実は頑張ったよ?」
そう言って、紀龍は私を包み込んでくれた。
紀龍は、すごくいい人だな。
紀龍と親友でいれて、幸せだな。
燐と紀龍が付き合った時は本当、嬉しかったな。
「なぁ、冬実。辛いなら、苦しいなら、切ないなら、無理しなくていい。やめたいなら、やめていい。忘れるなら、忘れれば良い。思い続けたいなら、思い続ければ良い。冬実がどんな決断をしたって、俺と、燐は見守るよ?手伝うよ?だから、無理するな。」
紀龍の一つ一つの言葉は、胸に、激しく響いた。
「…うん。うん。すごく、苦しいけど、私、それでもきっと、真琴を思い続ける。そう思う。」
「じゃぁ、がんばれ。何かあったら何でも言っちゃえ!な?」
紀龍、ありがとう。
「うん。…あのね紀龍。私、こんな気持ち初めてなんだ。切ないのも、感じた事はあるけど、また違う切なさ。苦しいのも、感じた事はあるけど、また違う苦しさ。辛いのも、感じた事はあるけど、また違う辛さ。
全部、全部、初めてなんだぁ…。」
言ってるうちに、また涙が止まらなくなる。
「…泣き虫になりやがって!」
そう言って、紀龍は私の頭をグリグリする。
「私の存在忘れちゃってな~い?」
そういって、カーテンを開けて出てきたのは、燐。