「ところで、トモカは部活入らね~の? 」

「うん!
私は、すぐ帰宅したいから」

「バイトもしね~の? 」

「うん。めんどいし」


ふと思ったことを聞いてみた。


「帰ってから、毎日なにやってんだ? 」

「ぐ~たら! 」



トモカは、くしゃっと笑う。


「そんなだと、太るぞ」


「大丈夫。体育、頑張ってるから」

「胸張って言うなよ……」








その後、トモカの家でゲームをしたり、雑誌を読んだりしてあたしが、家に帰ったのは、夜の10時すぎだった。