「っとに……なにすんだよ!
ってか遊ぶとか言ってないし!
勝手に決めるな!
あたしは、バイトがあるって言ってんだろ! 」
あたしは、怒鳴った。
「一日ぐらい、いいでしょ。
お願い、ナズナ!
つき合って。
前に、協力してくれるって言ったじゃん。
ハルト様とお近づきになるチャンスなんだよ! 」
「……しかたないな」
あたしは、ふに落ちなかったが、モモカの必死のお願いを断ることはできなかった。
「ナズナありがとう!
セッティングは、私がするから!
何か決まったら連絡するね! 」
全く調子のいい奴。
こんなやりとりをした後、式に出て、あたしはすぐに帰宅した。