ズラのなっが~い話しが終わり、教室に帰ってきた。
昼食の時間。
「ナズナちゃん、ご飯一緒に食べませんか?」
ユウナがあたしの席にやってきた。
「おう! アイリとモモカも一緒に食おうぜ! 」
「うんっ!」
「いいよぉ~」
4人で楽しく昼食を食べた。
あたし達が仲良くなるのに、あまり時間は、かからなかった。
――午後は、先輩方による部活紹介があるため再び体育館に向かう。
廊下を歩いている時に、アイリがみんなに話かけてきた。
「みんな何の部活に入るの~? 」
「私、家庭部がちょっと気になりますわ」
「おお!
ユウナめっちゃ似合いそうじゃん! 」
あたしは、家庭部とか絶対無理だな。
裁縫とかすっげぇ下手くそだし。
「ナズナは、なにか入らないの? 」
モモカが、あたしを見る。
「考え中……バイトもしたいし。
モモカは? 」
「バレー部かなぁ~。
中学んときやってたから。アイリは何か気になるのある? 」
「う~ん……吹奏楽、ちょっと興味あるかも」
アイリが考えるそぶりを見せた。
「そかぁ~みんなバラバラなんだなぁ。
ってか、あたし、文化部は絶対無理。
楽器とか手芸とか料理とか美術とか苦手だから」