昔すぎて、ずっと忘れていたことだった……。 俺の大切な約束。 大切な思い出。 「……なんで今頃? ナズちゃんに再会したから……? ナズちゃん約束、覚えてないんかな……。 本当に別人なのか……? いや、違う。絶対。 大きくなって美人で可愛くなっていた……けど面影が残っていた」 俺は暗い部屋のベッドに横たわりながら一人つぶやいた。