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放課後の教室の隅で、なにかを企んでいる女子3名。



「……あいつ全然懲りてないようね」


髪の長い、可愛い少女が顔を歪め、吐き捨てるように言った。




「今度は、どうします? カナコ? 」

髪の毛の短いメガネをした知的な少女が聞く。


「本格的に嫌がらせをしちゃおっかぁ?」

背の低い、緑の瞳が綺麗な少女が、笑いながら言った。

「そうね……思い知らせてやらないと!」



彼女達は、本気のようだ。
なにかを企む3人組は、その後も遅くまで話し合っていた。