観覧車が頂点に近付いて……

「うわぁ、すげぇ」

やっばぁ。超、眺めいい!
あたしは、はしゃいでいた。





(ハルトがこれを見たら一発でノックアウトだな。)




「眺めいいな」

「ユウキ、高いところは、大丈夫なんだな?」

「おう!高いところは、全然大丈夫だ」

「暗いお化け屋敷は、苦手なのにな!」

あたしは、悪戯っぽく言って、笑った。ユウキは、言い返せなかった。




その後も、ユウキと学校の話しなどをして盛り上がった。
そして、観覧車がゆっくり下りて、地上に着き、後から乗った2人を待って合流した。