あれからあたしと朔兄は二人で今まで生きてきた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「花。」
「朔兄・・」
「煉の顔、見てやってのか?」
あたしは黙って首を振った。
朔兄もまた、
黙ってあたしの手をひいた。
「煉・・」
煉はかっこよかった
最期まで
幸せそうな顔してた
みんなに見届けられて
煉
あなたは幸せものだね
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「花。」
「朔兄・・」
「煉の顔、見てやってのか?」
あたしは黙って首を振った。
朔兄もまた、
黙ってあたしの手をひいた。
「煉・・」
煉はかっこよかった
最期まで
幸せそうな顔してた
みんなに見届けられて
煉
あなたは幸せものだね