光の粒が君の瞼を滑り、睫毛に寄り添う
小鳥の囀りが、君が今日も目覚めることを祝福している様に想う

柔らかいふんわりした茶色の髪
風に吹かれるロングは、目を瞑れば想像出来る


「優飛、朝だよ」


そう、幸せな日々が僕らに笑顔を与え、クラクラするほど君を愛し、胸が支えるほど君に愛された


それが僕の居場所だった。


そっと古ぼけた箱を開けて…君を想い出すよ