もはや、グサグサ以上かな?
でも、半分慣れた。
こいつと何年も過ごしてきたのだから。
何かといつも隣にいた。
隣にいるのが当たり前のようになってきていたが、今は思ってない。
汰月の隣は、あたしじゃない。
「自覚しなきゃね…。」
「何を自覚するんだ?」
「ううん。何でもない。」
「そうか…。」
「…うん。」
あたしのせいか、2人の間には少し思い空気が漂っていた。
あたしとしたことが…。
この事については、考えちゃいけない。
頭の中で考えていた事を、無理やりあたしは考えるのをやめた。
触れてはいけない事だから。