「まぁ…。それだったらシャーないわな…。」
「感謝です!!ありがとぉ★★」

そんなこんなでこの席はあたしに譲られた。
とゆうよりも…ひとみが勝ち取ってくれた。
そして私はその席に座った。

「ありがとぉ~ひとみ!!」
「なんてことないのよ!!」
「ほんとひとみの色仕掛けはすごいと思う!!」
「なんだよそれ~!!」

とっても気分が悪かったのは吹っ飛んでいた。
でもあんなムカつくやつでも色仕掛けには弱いんだな…とおもう。

ガラガラガラ…

「はい!!おはようございまーす!!」

そんなことを言いながら若干…
半分くらいはげたおじさんが入ってきた。

「今から入学式が始まります。適当に1列に並んでください!!」

そんなことを言われたからみんな一斉に廊下に出た。
適当に並べって言われたから…うちらは1番後を陣取った。

「そういえばさ…。ひとみ親くんの?」
「ん~。毎年のごとく仕事で来ないよ~」
「そっかぁ…。愛は?」
「うちも毎年のごとくだと思うよ…。」
「あひゃ!!それは楽しみだ!!!」

そんなこんな。
体育館についた。
入口から入ってすぐ親の場所に気が付いてしまった…。