「・・・いいの?」


少女は恐る恐る顔をあげ僕と視線を合わせる。




「うん。」


迷いなく即答すると少女は



「・・・ありがと・・・」



瞳に涙をためて大きな華を咲かせるように笑ってくれたんだ。









その笑顔に僕はドキッとした。


この気持ちに気付くのはまだ、先の話だけど・・・・・。







「う~ん・・・・何が良いかな?」



僕が頭をひねって考えてると・・・







一羽の小鳥が少女のもとに降り立った。