「はぁ・・・はぁ・・・」 静かな森の中で僕の息遣いだけが響き渡る。 「っく・・・!!」 走ってここまで逃げてきたんだ。 疲れが急激に足を襲う。 10ノーム。 子供の足で走れたんなら上等だ。 奴らもここまでは追ってこないだろう。 僕が気を許したとき 彼女は現れた。 まるで天使のように____