「これが・・・あたし・・・?」
困惑してたら後ろから・・・
「いつもと変わんないわ。」
「そうね。いつもそんな顔立ちだし。」
「もうちょっと、濃い色使えば良かったかな・・・」
思い思いのことを口にしてます。
少しは褒めやがれ~!!
そんなあたしの心境を察したのか、
「褒めるも何も、そんなに変わってないし。
もとからそんなんだもの。もとから綺麗だわ。」
はぁ・・・とため息をつきながら説明するって・・・そんなにイヤ!?
あたし・・・そろそろ・・・
泣きますよ・・・・?
半泣きになってもだれも構ってくれませんでした・・・・
「夢羽、行くわよ。」
愛華があたしの手を引き外へと連れ出す。
あのころとは逆だな。なんて軽く思ってた。