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「・・・さぁ、行こう。」



それぞれの武器を持って。






一歩踏み出す。



己が大切なものを守るために。







「・・・あと、少しで日が昇る。」


ソラを見上げて、太陽の位置を確認する。






下を見れば、まだ、誰もいない。




ここは、“時の丘”



幾度もの歴史が変わった場所。






大きく、深呼吸して・・・。





「みんな、あたしから言いたいことは1つだけ。聞いてくれる?」



前を向きながら問う。




みんなの思いが伝わってくる・・・。