「いい子。」


よしよしと頭を撫でる。




あたし・・・子供じゃない!!




「・・眠れないなら、俺が一緒に寝てあげるよ?」


悪戯に笑う。




「やめぃ!!!!!」


空をたたく。


真っ赤になりながら・・・・









「もうちょっと、俺を頼ってよ。」


さっきまでとは違い急に真剣な瞳に変わる。



ズルイ・・・・。




「俺はいつでも夢羽の味方だから。」


そう言い残し空はどこかへ行ってしまった。




空がいてくれたら・・・


眠れたかもしれないのに・・・・。




そう思った自分が恥ずかしい・・・・