あたしはゆっくり目を閉じて・・・





___ジェルノア・・・。





そっと、問いかけた。








すると、いつもとは違う感覚があたしを包んだ。




どこかに引っ張られるような感覚。




目をゆっくりと開ければ、金と銀の入り混じった背景。
流れるような速さで引っ張られる。





「・・・っ!!」


クン、と急にとまったと思ったら後ろに

















黒いフードに顔を隠し、でもあたしを見ている





「_____ジェルノア・・・」



いつも、いつも、傍にいてくれていた貴方がいた。