「・・・ジェルノアは、応えてくれない。」
寂しい、
いつも、傍らにあった。
話しかければ応えてくれた。
けど、今は____
「シェルノアを斬った日からジェルノアは応えてくれなくなった。」
寂しい。まるで、自分の中の何かが欠けていくようで。
「話したいこと、話さなきゃいけにコトいっぱいあるのに・・・
応えてくれないの・・・・。」
なんで?なんで?
ジェル、貴方の身体で人を傷つけてしまったから?
ただ、不安な気持ちだけがあたしを動かす。
「・・・夢羽、ゆっくり目を閉じて。」
空があたしにゆっくり語りかける。
「・・・ジェルノアに意識を集中させて。」