「・・・・!!」



さっき見た、女の人だった・・・





「はい!!」



衝撃を受けているあたしをよそに話はどんどん流れていく。





そして、



一番の衝撃があたしの心を、揺らす




「・・・空、貴方の城はどんなんなの?」


「・・・そ・・ら・・・?」



子供が・・空・・・?




___違う!!


髪の色も、瞳の色も・・・




違うのに・・・。





「僕たち、人間の城は・・・「こらこら。空、もう時間よ。」



男の人と、女の人が入ってきた。




優しそうな人。




「・・はぁい。ではまた明日。王妃様!!」



空は両親のもとへ駆けていった。



残ったのは、女の人の寂しそうな顔だった。