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「・・・・空、着いた。」


「あぁ・・・ありがとう。」



フワッと地に足をつけセタの背を撫でる。








「___空。」



ゆっくりとこちらに向かって歩いてくる、金色の獣。





「・・・・コウか、」


「・・・アイツは?」




コウは知っている。俺の正体、秘密。





干渉する、からだろう。




「・・・消えた。」


「そうか・・・、」





コウはそれだけ言うと夢羽のいるテントに中へ入っていった。




セタを見て、“戻れ”と言う。






そして、




コウの後に続いて俺もテントの中に入った。