「っは!!」



最後に聴こえた声は優しい女の人の声。







そして、感じたのはシェルノアの思い。













_____また、兄に逢えるまで俺は生き続ける。



例え、何億年待とうと我が想いを犠牲にしようと・・・・



この一言を言うために・・・











______兄さん、ごめん。











シェルノアの感情があたしの胸を強く打つ。







「・・・・ふっ・・・っぅ・・・」



そして、あたしの頬を伝ってジェルノアに雫が落ちた。








シェルノアの思いが、・・・・






零れた。