・・・ジェルノアで受け止めるには分が悪い。



どうしようかと考えを巡らせていたら






“夢羽!下はだいぶ片付いた!今からいくで!!”




下からコウの声がして・・・






「おぉ、それが貴方の使い魔ですか・・・」



あたしの使い魔が横に並んだ。




コウがあたしにしか聞こえないような声で話しかけてくる。



「夢羽、コイツは触れると壊死するで、気をつけな。」


「じゃ、どうやって倒す?」


「・・・コイツは激しい光に当たると消えてしまうんや。」




激しい光・・・



「わかった!!」





それなら・・





「お話はもういいですか?いきますよ!!」


「ガルルルル・・・!!」




飛びかかってくる、その瞬間




「光千百華」



あたしの魔力を百の花に閉じ込めて放つ。