「・・・まぞ・・く・・の・・ち・・?」


もう一度、口にする。



「そうだ、・・・・強くなるために。」



太陽の瞳にはさっきまで映ってた感情が全て消えてた。






見えるのは・・・






闇____








「・・・魔属を殺して。」



「・・・ころ・・して・・・?」




太陽の口から零れる言葉はあたしを刺激するには十分だった。








「・・・だから、俺は少し魔法を使えるようになったし、体も丈夫になった。」



手に力を宿したと思ったら、火がともった。






「・・・た・・・いよ・・・」




もう、何を言っていいか・・・分からない。