無意識に呟く貴方の名前。






背中に腕を回せば、



あのころとは違う。と実感する。






抱きしめればわかる。







貴方の記憶が・・・・















「・・・・・たい・・よう・・」


太陽の胸に顔をうずめれば、



「っ・・・・!」






突き放される体。






「・・・・・・」


「・・・お前に・・触れる資格・・なんて俺にはもう・・



ないんだ・・・・!」



苦しそうに哀しそうに、




ソラを・・・仰いだ。