「っく・・・!!太陽!!」
剣を止めながら隙を狙う。
戦いたくないよ___
ただ、その思いがあたしを動かす。
「・・・・・隙だらけだ。」
太陽の声が近くで聞こえたと思ったら、一瞬で遠くなった。
「っかは・・・!」
おなかを蹴られ、飛ばされる。
「・・・っく・・・」
強い・・・!
ここまで・・・・強かったっけ・・・。
「・・・お前が今何を思ってるのか、知らないが俺はそこまで弱くはない。」
「・・・たい・・よう・・」
小さく、貴方の名を呟く。
あたしを見る瞳は太陽のものではなかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…