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「夢羽、行こうか。」



「うん、」


立ち上がり前を見据える。







もう、後戻りはできない。








「もう、大丈夫。」


塞がった傷口に手を当てる。




致命傷。



だった傷が一週間で塞がった。






バケモノ。




なんだと思い知った。







「・・・・行こうか。」






もう、隠しもしない。



金色に輝く髪のまま、外へ出る。





瞳を見開いて