「空・・・・あたし・・・・


恨まれてた・・・鈴に・・・憎まれてたの・・・!!


なのに・・・なのに・・・・」



空はあたしを抱きしめたまま。



魔力が抑えきれずに暴走しかかってるのはわかる。






けど、止められない。









「知らずに笑ってた・・・!!!」





鈴の苦しそうな顔、



あの顔を見て、心のどこかでまだ、鈴を信じてた。




なのになのに・・・・


ホントに、憎まれてたなんて・・・・!!!






「・・・知らなかった!!」




もう、












お さ え れ な い