ジェルノアはあたしに『それ』を差し出した。 「・・・・」 キラキラと輝く、 刃。 角度を変えて光の量をかけるだけで金と銀に変わりながら煌めく。 初めて持った気がしない。 しっくりと感じる重み。 掌に伝わるひんやりとした冷たさ。 動きに合わせて踊る 金銀の光___ 全てが懐かしい。