「空!!どうする?」
蘭から焦りが見える。
「どうするって言われても・・・」
丸腰の人たちを魔法でどうこうするのはウチの姫様が嫌がる。
「俺たちの記憶をなくそうか・・・・」
そう言った時・・・・
「ちょっと待った!!!」
村の人をかき分けて俺たちのところへ来たのは竜樹さん。
「・・・みんな、こいつらは大丈夫だ。何もしない。
だから安心しろ!!」
村の人を安心させるように説明してくれる。
「竜樹さん!?でも・・・そいつは・・・・バケモノ・・・」
やっぱり人は自分と違うものを恐れるものか・・・・
「違う!!俺の仲間だ!!仲間のことを悪く言う奴は俺が許さない!!」
竜樹さんが叫ぶ。