やっぱり諦めるべきなのか……


「佳代………会長とは距離をおく」

「どうして?」


「少し考えたい」



私はこのまま会長を好きでいいのか



わからなくなってきた



「どうするのか真白次第。でもね後悔だけはしないで」



佳代は反対も賛成もしなかった



だけどいつでも佳代は味方でいてくれる



「夏休み前に言いたいこと言わないとね」


「……うん!」



好きでいることがいけないとしても私は会長に思いを告げようと思う




会長室に向かって走りだした