※蓮視点

「れーんくん。」

「んー…」


もう朝かよ…。


「ん、なんで愛美…」

「昨日泊まったじゃん!ほら起きて?」


俺はゆっくり体を起こす。

味噌汁の匂い…?


「朝ご飯、冷めちゃうよー」


愛美が俺に呼び掛ける。


「愛美、ご飯作ってくれたの?」


俺は欠伸をして尋ねる。

愛美はにっこり笑う。


「蓮くんのために作った!」