「理性保つの必死なんだぞ俺は。」

「んー…」

「わかってんのかよ…?」


あたしは重いまぶたを必死に開ける。


「でもこれはお前が悪いんだぞ」

「ほぇ~?」

「許せよ」


そういってあたしの唇に

蓮くんの唇が重なる。


「んっ…はぁ…」

「――ん…」


く、苦しい…息が上手に出来ない…

徐々に我にかえるあたし。


「ん、ふ…」

「あ…やば。」

「っはぁ…はぁ…」