私が
言うと
ゆっくり 体を
はなし、
私を 見つめる
佑は


「俺も」

そう 言って

瞼に
やさしく キスを
された。


恥ずかしくなって
俯くと
佑の大きな手が
私の 頭を
やさしく
撫でる。


佑。
好き。大好き。







この時の
私は
ただ ただ
そう 思ってた。


でも





幸せなんて
長続き しないんだ。


それが 現実。