《大丈夫。》

欲しかった言葉。



優樹にぃ達に
学校に 通えなくなった
事を
聞いて
何がなんだか
分からなくなった。


《面倒、見きれない。》
そんな 一言で
学校を 辞める。


《ごめんな》

私に 言った
優樹にぃ は
すごく 辛そうで…


不安だった。


障害が
出始めて
言われはじめた
陰口とか。

先生達からの
目とか。


みんなが
私を 避けてて。
離れてって。


優樹にぃ 達からも
《ごめん。》

じゃなくて

《大丈夫》
って
言われたかった。


辛そうに
私に 告げる
優樹にぃ達を
見てたくなかった。



《大丈夫。》
佑に
言われて

すごく
安心した。



あと。

佑の前で
泣いてばっかなのは
佑に
感情を 見せられるから
なんだって。




泣いてばっかの
私…

嫌われないかな。


佑…



『好き。』