「俺と行く?」

これが一番最初に光が

うちと話した言葉だった。

初めて声を聞いた。

こんなまじかで見たのも初めて。

「えっ
光!?」

「こんちわっす。
んで、どーします?」

あいかわらず、話し方は

クールだ。

「光君っ!
愛をよろしくね♪」

優は面白がってそういった。

頭をちょこんと下げ、

歩き出した。

うちは、あたふたしながら

光についていった。