午後12時・・・


「新菜ちゃん起きる気配ないなあ」

あたしたちはなんだかんだ盛り上がって
鍋も完食。
家にあったお酒も飲み干したから
優輝さんちから持ってきて
それも飲み干してしまった。

新菜はそれで爆睡して起きる気配がない。
まあどうせ明日休みだし泊まる気だったから
いいんだけどね。

あたしはいつもキャバクラで飲んでるから
お酒は結構強い。
ちょっとは酔ってるけど全然平気だ。

優輝さんも結構飲んでたのに
全然酔ってる様子がない。

「愛海ちゃんは酔ってへんの?
一緒くらいの量飲んでたのに」

「あ・・・うん。あたし強いから」

「へえー。意外。
てか俺そろそろ帰るわ。
明日バイトあるし。」

優輝さんはそう言って隣の自分の家に帰っていった。